【告知】シャコンヌ 〜 クラヴサン劇場 中野振一郎(Cemb)

2015.04.04 Saturday

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     ・シャコンヌ 〜 クラヴサン劇場
     中野振一郎(Cemb) (若林工房)

     →詳細はコチラ(HP)




      宣伝です。

     昨年のメジューエワのモーツァルトに引き続き、若林工房からリリースされるCDのライナーノートを執筆しました。

     チェンバロ(クラヴサン)奏者、中野振一郎の3年ぶりの新盤、「シャコンヌ 〜 中野振一郎クラヴサン劇場」です。

     インフォメーションを引用します。

    「バロックな人」、中野振一郎の面目躍如! 知的好奇心と遊び心に溢れたバロック音楽の愉しみ。

    バロック舞曲やオペラ序曲、アリア(チェンバロ独奏用編曲)など、劇場に相応しい華やかな作品を集めた一枚です。最大の聴きものは、中野自身の編曲によるバッハの「シャコンヌ」。ヴァイオリン独奏のための大傑作がチェンバロ曲として見事に生まれ変わりました。その他にもヘンデルのオペラをW.バベル風に編曲するなど、天才中野の面目躍如。知的好奇心と遊び心に溢れた愉悦のひとときをお楽しみください。

     私の書いた文章の一部も同じページに一部が掲載されています。
    「…「クラヴサン劇場」は、寛容に包まれた幸福な場所であり、選ばれた一握りの人のためだけではなく、バロック音楽に関心を持つすべての人のために開かれた場所なのでした。音楽とは、音楽の女神への捧げものであり、作り手から弾き手、弾き手から聴き手への贈りものであり、皆で共有する財(たから)ものであるという感覚を共有することのできる場所。」
    (ライナーノートより/粟野光一)
     私が携わったからということを抜きにしても、これは本当に面白い、愉しい、そして得るところの多い、実に素晴らしいアルバムで、ライナーノートも心の底から楽しんで書くことができました。

     2009年には、同じ若林工房からリリースしたパーセルの作品集でレコードアカデミー賞をとった中野振一郎の、3年ぶりの新盤となる「クラヴサン劇場」でこうしてライナーノートを執筆する幸運に恵まれたことに心から感謝するとともに、この刺激に満ちた、そして聴き手のイマジネーションを豊かに広げてくれる素敵な一枚が、一人でも多くの方に聴いて頂けることを祈らずにはいられません。

     4月25日に店頭に並ぶそうです。是非、「バロックな人」の奏でるバロック音楽をお楽しみください。

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    2024.02.28 Wednesday

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