純名里沙のニューアルバム発売前夜祭

2015.10.20 Tuesday

0
    ・Silent Love 〜あなたを想う12の歌〜
     純名里沙&笹子重治(Victor)







     これまで買ったことも読んだこともなかった雑誌「Latina」の11月号を読みました。21日にデュオアルバムがリリースされる純名里沙と笹子重治のインタビュー記事が掲載されているからです。インタビュアーが敬愛する小沼純一氏であるということもポイントが高い。

     件の記事は、純名里沙がいかにして笹子重治のギターと出会い、共演へと至ったのか、お互いが共演することでどんな収穫があったのかなどが語られていて、彼女らのデュオライヴには何度か足を運んだ私にとっては、とても興味深いものでした。なるほどそういうことだったのかと膝を打ちながら、もしかすると明日フライングゲットできるかもしれないアルバムへの思いを馳せずにはいられませんでした。

     ということで、私の大好きな純名里沙の既発売のアルバムを引っ張り出してきて、聴き直してみることにしました。ニューアルバム発売の前夜祭ということで。

     まずは彼女の初のソロ・アルバム「Propose」。

    ・Propose(1995)

     全曲久石譲が作曲、作詞には秋元康や吉本由美、工藤順子、渡辺なつみといった豪華な人たちが関わったもの。現役タカラジェンヌだった純名里沙が一躍有名になったNHKの連続テレビ小説「ぴあの」の主題歌を作曲した久石がプロデュースした(「魔女の宅急便」の「めぐる季節」が取り上げられている)もので、1995年9月に発売されたとあります。

     もう一枚は、2007年発売の「Misty Moon」。

    ・Misty Moon(2007)
     →以前当ブログに書いた感想はコチラ


     クラシックやスタンダードナンバーをずらりと並べたもので、船山基紀プロデュースによるアルバムは、全体にゴージャスで広がりのあるバックのサウンドに包まれて、名曲たちをドラマチックに歌い上げるディーヴァといったイメージを醸し出したもの。先日、中目黒のライヴハウスでサインを書いてもらうにもう1枚書い足した、彼女の直筆サイン入り音盤(このアルバム、我が家には2枚あります)。

     どちらのアルバムも、聴きながら、彼女の歌そのもの以上に、これらのアルバムが出た頃に自分は何していただろうかといろいろと思い出してしまいました。

     「Propose」では結婚したばかりの頃から阪神大震災やサリン事件が起きた頃の記憶、「Misty Moon」では体調を崩して4か月ほど休職していた頃の記憶が脳裏に浮かんできました。そして、今の私と、ついこの8月に中目黒のライヴハウスで聴いた純名里沙のライヴの記憶が結びつく。これらの「点」としての記憶は、どういう「線」で結びついているんだろうかと考えてしまいました。あの頃の自分と、今の自分とは同じなんだろうか、何か変わったのだろうか。成長できたんだろうか、ダメになったんだろうか。

     彼女の歌は、どちらも魅力的で、大好きなアルバムです。

     でも、ジャケットに写っている彼女の表情はどれも別人のように違うし、歌い方も全然違う。声も違う。新盤はもっと違うはず。ならば、彼女の歌手としての「自己」は、「Propose」「Misty Moon」、そして発売目前の新盤「Silent Love 〜あなたを想う12の歌」という「点」を、どんな「線」が結ばれたものなんだろうか、彼女の「点と線」を耳で聴いた私は何を想って、何を得ることができるんだろうか。そして、この3枚目のアルバムは、将来、私の中でどんな記憶と結びついて響くんだろうか・・・。

     そんなことを考えていると、早く新盤が聴きたくてたまらなくなりました。こんな風に、発売を指折り数えて待つアルバムって、この歳になるとなかなかないものです。だから、余計に私は楽しみです。待ちきれない・・・。


    スポンサーサイト

    2018.05.25 Friday

    0
      コメント
      コメントする
      トラックバック
      この記事のトラックバックURL