8月15日に聴く音楽 −サヴァール/美しき大地−
2007.08.15 Wednesday
日本人にとっては特別な意味を持つ日です。社会告発系の音楽を聴こうかとも思いましたが、私が今夏バテ気味ということもあって、全然違う種類の音楽を選ぶことにしました。
それは、アリアンナ・サヴァールの歌う"Bella Terra(美しき大地)"というアルバムで、父君ジョルディ・サヴァールが立ち上げたALIA VOXレーベルから2003年に発売されたものです。収録された12曲は、スペインの詩や「ルバイヤート」などから選んだ詩にアリアンナ自身が曲をつけたもので、彼女のアルパ(ハープ)弾き語りと、小編成の古楽器アンサンブルの伴奏で奏でられます。どの曲も、どこか哀感をたたえた旋律でゆったりと静かに歌われますが、もぎたてのレモンのような初々しい感性が眩しいです。また、彼女の透き通った美しい声には、彼女の心の中の「美しき大地」への感謝や生の喜び、そして、その大地をも抱擁してしまうような母性がこめられていて、心にストレートに響いてきて本当に幸せな気分になります。
しかし、このような音楽を聴く幸せをたっぷりと味わうには、私達は争いや憎しみから自由にならなければならないと痛感します。そして、私達の「美しき大地」を大切にしなければならないと思います。
それは、アリアンナ・サヴァールの歌う"Bella Terra(美しき大地)"というアルバムで、父君ジョルディ・サヴァールが立ち上げたALIA VOXレーベルから2003年に発売されたものです。収録された12曲は、スペインの詩や「ルバイヤート」などから選んだ詩にアリアンナ自身が曲をつけたもので、彼女のアルパ(ハープ)弾き語りと、小編成の古楽器アンサンブルの伴奏で奏でられます。どの曲も、どこか哀感をたたえた旋律でゆったりと静かに歌われますが、もぎたてのレモンのような初々しい感性が眩しいです。また、彼女の透き通った美しい声には、彼女の心の中の「美しき大地」への感謝や生の喜び、そして、その大地をも抱擁してしまうような母性がこめられていて、心にストレートに響いてきて本当に幸せな気分になります。
しかし、このような音楽を聴く幸せをたっぷりと味わうには、私達は争いや憎しみから自由にならなければならないと痛感します。そして、私達の「美しき大地」を大切にしなければならないと思います。